黒漆・朱漆塗り木製三段重箱（縦２１㌢×横２２．５㌢×高２２㌢、重１２５６㌘）

天然木の漆塗り三段重箱です。 本漆かどうかは分かりませんが、外側は黒漆、内側は鮮やかな朱漆、縁には金色が。 蓋には若干の反りが見られます。また、写真５、６でご覧いただけるように、蓋の端近く上下に、黒漆表面に生じた点点点と傷が見られます。写真７では、縁の朱漆部分に、その点点点につながるヒビが見られます。対向も同様のヒビが。また、身の底の一ヶ所に２㌢ほどの細い裂け目が見られますが、朱塗表面の塗りに生じた裂け目だと思います。これらのキズは、重箱の作りや、経年によるものではないかと考えられます。 塗りに僅かな曇りはありますが、上記以外には、蓋も身にも、目立つようなキズやヒビなどの損傷はほぼありません。 仕舞ってあったもので、いつの時代か、使用状況は、などは分かりませんが、大き目の重箱で、時代は昭和と思われ、三十数年以上の経年品です。 ちなみに、重箱のサイズは、４寸、５寸、６寸、６．５寸、７寸、など。 家庭用としては、６．５寸（約１９．５㌢）三段重が定番（現在の？）と説明が。なお、形状は正方以外もあるようです。 出品の三段重の大きさ（㌢）重さ（㌘）はおよそ次の通りです。 各段はほぼ同じ大きさですが、正方ではありません。重さは若干差がありますが、そこそこの重量です。 【三段重ね】 縦２１、横２２．５、高２２、重１２５６／ 【三段重蓋】 縦２１、横２２．５、重２６８／ 【各段外寸】 縦２１、横２２．５、高６．５（＋０．５）／ 【各段内寸】 縦１９．８、横２１．３、深６／ 【各段重さ】 ３２７、３３０、３３１／ 経年によるものか、蓋の若干の反りや、蓋、身に生じたキズが少々見られますが、黒漆に鮮やかな朱漆の塗りの状態も総じて良好です。 漆塗りの手入れをしていただいた上で、段数の加減もしていただき、おせち料理に、お彼岸のおはぎに、ちらし寿司に、など活用していただければ幸いです。 なお、汁物にお使いいただくことはないと思いますので漏れの確認はしていませんが、汁気のある食品も入れられるような場合には、重箱が経年品であることなどを配慮いただき、ラップを敷くなどをお願いします。

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